GPSトラッキングシステムFieldWiz販売開始

ヨーロッパ発、高性能・低価格GPSパフォーマンス分析システム 

FieldWiz(フィールドウィズ)新発売!

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人工衛星から取得した時々刻々と変化する選手の位置情報を戦術分析やフィジカルトレーニングに活かすための分析システム(通称GPSシステム)は今日、世界のトップレベルのラグビー界ではトレーニングはもちろん公式戦においても既に当然のように活用されており、日本代表チームもGPSをフルに活用して昨年のワールドカップで躍進したことは有名です。

 サッカー界でもヨーロッパ各国では、150を超える強豪クラブやナショナルチームでトレーニングはもちろん、練習試合や親善試合でも既に使用されてきましたが、昨年7月、FIFAの決定によりその公式戦での使用も大会主催者に委ねられることになりました。今後GPSを活用した戦術分析やフィジカルトレーニングの効率化が大いに期待されています。

 しかし、従来のGPSシステムは1チーム分揃えるとなると軽く数百万円は下らないほどの高額で、専門のオペレータが必要となるくらいに複雑で面倒な操作を必要としました。

 

 今回弊社エスアンドシーコーポレーションが新たに取り扱いを開始したFieldWizは、複数台同時充電及びデータダウンロードに用いるドッキングステーションと心拍計を含む15名分のフルセットで150万円程度という低価格を実現しました。それでいて、スポーツトラッキング用GPSの分析精度としては十分な信頼性と妥当性のあることが研究によって確認されている10Hz精度を採用し、最大級となる56基の衛星(GPS+GLONASS)から測位データを取得し、1000Hz3軸加速度計、1000Hz3軸ジャイロスコープ、100Hz3軸地軸計との統合によりきわめて高い精度と安定性でデータを取得します。

 

 分析には特別なソフトウエアを一切必要とせず、単体でも使用可能で、WindowsでもMacでもインターネットに接続して必要な情報を入力してファイルを無料のウェブアプリケーションにアップロードすれば指定したメールアドレスにPDFレポートとエクセルデータがすぐに送信されるという超シンプルな操作で、必要にして十分な情報が手に入るという点が特徴です。複雑すぎて高額なシステムや、単にスマートフォンやタブレットでデータを見ることができるというだけで機能的に不十分な一般消費者向けの安価なシステムとは一線を画します。

 

 送信されるデータには、従来のGPSシステムを用いた分析で最も頻繁に利用されている移動距離スピード加速度といった必須の重要項目はもちろん、移動軌跡を示したヒートマップで戦術分析にも活用できるほか、心拍データとの統合により身体的負荷に関する情報も得ることが可能です。

 

 フランスラグビー協会やフランスラグビーリーグ、フランスサッカーリーグ(リーグ・アン)、スイスサッカー協会、スイスサッカーのトップリーグ(スーパーリーグ)のクラブで既に使用されており、世界で最も高精度とされ数千万円するトラッキングシステムであるLPM(Local Position Measurement)を用いた英国の大学による研究によって従来のGPSシステムに勝るとも劣らない高い信頼性と妥当性が証明されています。

 

 FieldWizの導入によって、Yo-Yoテストによるラグビーやサッカーに必要とされる間欠性持久力の評価や光電管Wittyによるトップスピードやスピード持久力等のフィジカル面の評価と合わせて、選手ひとりひとりの実際の試合中のパフォーマンスに関する情報を得ることで、今まで以上にそれらのトレーニング効率を高め、選手のモチベーションを引きだすことが可能になることは間違いありません。

 

 FieldWizの登場で、スポーツサイエンスはまた一歩現場に近づいたと言えるでしょう。

2016年2月

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